重慶の5つ星厠所(トイレ)

中国は、星の数で、ホテル・観光地・バスターミナル・銀行など、公共的な施設をやたらランク付けしたがるお国柄だが、今回トイレの5段階評価を導入したのが、重慶市だそうだ。
「中国網」の報道をリンクする。

http://japanese.china.org.cn/photos/2010-09/16/content_20944942.htm

四川省九寨溝へ入ったときは、滝にまで1級・2級と、ランクが表示されていて、笑ってしまった。
日本の河川の1級・2級は管理者を示すものに過ぎないが、中国の滝に関しては、多分、美しさとか落差とか水量とか「総合的に勘案して」しかるべき機関が定めております、ってことだろうな、と推測をめぐらした。
今回の星トイレも、なかなか厳しい審査基準があるようだ。
個人的には、ドアのないいわゆる「チャイナトイレ」も、悪名高い存在ながら、あれはあれで、もし絶滅してしまうとなるとちょっと寂しい気もするけど。



一方でこんなニュース。中国製のトイレットペーパーの1割が、細菌検査で不合格とされたそうだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0916&f=national_0916_071.shtml

こっちの記事には、驚かない。とにかく、今の中国は、森羅万象が二極化していると言っても、大げさではないだろう。よくたった1割で済んだな、というのが偽らざる感想だ。