久しぶりに、相撲界に明るいニュース

朝青龍が、ついに突っ張りきれず、引退した。後世、「最もスポーツマンらしくないアスリート」を問うアンケートが行われたときなど、ワーストクラスの常連として、永く語り継がれるだろうと思う。
角界には、彼の引退届けを受理せず、「解雇」処分として退職金なしで永久追放して欲しいと要望し、あわせて、入国管理局には、今後彼が申請する日本ビザ発給を、一切認めないよう要望しておきたい。
それに値するだけの不良外人であると思う。

サンケイ新聞は、ドルゴルスレンの22年を総括して「功罪ないまぜ」などと書いているが、たまたま奴が横綱になったときに他に横綱になるだけの力士がいなかったというだけのことが、なぜ奴の「功」になるのか、執筆した記者の神経を疑う。

ちょうどドルゴルスレンが初土俵を踏んだ1999年、筆者はモンゴルを訪れ、ウランバートルゴビ砂漠などを周り、乗馬ツアーにも参加し、ゲル(移動式家屋)にも泊まった。
そのときのモンゴルとモンゴル人の印象は決して悪くなかっただけに、ああいう手合いの存在が残念だった。かねてから「品格の向上」を相撲協会から要請されていながら、刑法犯にまで堕落したことで、追放されても、同胞たる白鵬あたりも納得するだろう。