噛みつくあそこ

私財を投げ打って、レイプ対策グッズを開発したドクターが南アにいるという。このグッズは、女性が自分の陰部に装着するもので、装着した女性を犯すと、男性の性器に鋭くとがったものが食い込むように工夫された発明品だという。

http://www.cnn.co.jp/science/AIC201006210014.html

この“牙をむくコンドーム”が効き目を発揮する時点では、すでにその女性は被害にあっているわけだが、せめて、犯人に対し、法的手段でなく、自分の女性自身で復讐を遂げられるという、ある意味で画期的発明だ。
治安が世界最悪といわれる南アフリカらしい?
しかし、南アに限らず、ニーズはけっこうあるように思える。
日本でも、強姦罪は傷害罪より罪が重いから、結果的にレイプ犯に怪我を負わせても、正当防衛が成り立つだろう。
そして、やられそうになった女性が「あたしも、あれ、付けてるのよ」と言うことで、レイプ犯を思いとどまらせることができれば(つまりそれほど、このコンドームが衆知のものになれば)、事後の復讐でなく、被害防止効果もあるわけだ。

ただ、うっかりこれをはめたことを忘れて、そのまま彼氏を受け入れると、深刻な悲劇になりかねないのが欠点だろうか。