富川の漫画博物館

ソウルの西にある富川市「漫画博物館(만화규장각)」を訪れた。

漫画博物館は、去年まで同市の北部図書館の中に設けられていたのだが、郊外に造られたテーマパーク「アインスワールド」に近接して新装オープンした。


▲時期を限って、特集展示がある。私が行った時期は『三国志』特集。内外によく知られた横山光輝の作品の紹介もかなりのスペースを割いていたが、先ごろ中国人がコミック化(全10巻)したらしく、展示の中心はそれの韓国語訳版に置かれていた。


▲名高い『コバウおじさん』"고바우 영감"



山水画(といってもカラー)の一部が動く。



▲韓国の漫画が編年史風にまとめられている。


▲『大韓民報』紙に載ったひとコマ漫画


▲周辺メディアに関する雑多なコレクションの一端



▲古い雑誌の現物。
誌名は『サンデーソウル』『無法天下』などと読める。




夢枕獏原作・谷口ジロー画『神々の山嶺』は、文化庁メディア芸術祭で優秀賞を、アングレーム国際漫画祭では最優秀美術賞を獲得したが、今年、富川漫画祭で、外国作品部門の賞をとった。
その特別展


▲日本政府製のジャパン・コンテンツ売り込みポスター