心に残る映画

長らく「カサブランカ」をベスト・ワンだと思っていた時期があった。
ハンフリー・ボガートにダンディズムの何たるかを教わった気分だった。見た後で、1942年つまり米国戦時下に撮られた作品だと知って驚いたことも覚えている。

現在は、心に残る映画として:
12人の怒れる男
法廷ものは好きだ。これを見たのがその原点のような気がする。古典になってしまったが、「虚栄のかがり火」etc.どれも法廷映画は面白い。「アンタッチャブル」も法廷シーンは少しだが、なければならないシーンだ。
もちろん「12人の優しい日本人」も何度見てもいい。


しかし、何といっても
キリングフィールド
が最も心に残る映画だ。実話を基にした作品としては最も心動かされたもの。実話ものでは「ユナイテッド93」とどちらを挙げようかと迷ったが、オスカーに敬意を表して。