金で手に入る「特任」講師

iPs細胞を使った初の臨床例という真っ赤な嘘に大新聞が騙されたスキャンダル。
その背景には、国立大の法人化や少子化教育機関の経営がしんどくなって研究者の肩書きを乱発している事実があるようで、そうなると、「客員」「特任」などの枕詞付きの「研究者」中には安モンも結構いそうな気がしてくる。
森口尚史ほど、すぐバレる大風呂敷を広げる奴は珍しいとしても、安易な肩書きを金で買うも同然の方法で手に入れて、その「ブランド」で講演料などをせこせこ稼いだりしている、なんちゃって講師は、思いのほか世間に多くいるのかも。