一条さゆり #2

31日に見た演劇の印象が生々しいうちに、と、ネットで索ってみて、えっ!?と思った。水族館劇場の女優で、若い一条を演じた鏡野有栖は、プロのストリッパーでもあり、そっちは芸名を1文字変えて「鏡乃有栖」名義で出演しているという。
ゆうべの劇の最後の方で、ストリップのシーンを演じたのを見た時は、「俳優っていうものは、役だからといって、色々な人に なりきらなければならない大変な仕事やなー」と 当たり前のことをちょっと感じただけだった。
だが、常日頃ストリップを職にしている人が劇でストリッパー? 混乱してきた。
 それは「演技」なのか?
 草刈民代がダンス教室のインストラクターの役を映画で演じたのと同じと考えれば納得すべきなのか
 それにしては、エロスの感じられないストリップシーンではなかったか?
 ひょっとして、“普通の女優が役の上で踊りながら脱いでいくのを演じたら、この程度のものではないか”と有栖さんが考える色気レベルに、わざと とどめたとか? もしそうなら、何重の演技なんだ? とか色々考える。

そして、好奇心が向かう先は、じゃ鏡乃有栖の方は、そっちの劇場ではどんな「演技」を披露しているだろうか、ということ
続く