鳩山は倒れる

いつも空気なみの存在感をまとった谷垣禎一にしては、昨日の党首討論では、まっとうな論理で、歯切れ良く鳩山をやりこめていた。
もちろん、議論の中心は普天間問題。
今この問題で民主を突っ込むのは誰でもできる。移設なんかうまくいかない。「腹案」が本当にあるのかどうかも、あるとしたらどこなのか、も関係なく、うまくいくわけがない。去年秋の政権交代直後に、筆者がこのプログで予測したことは今も変わらない。
ただ、自民党政権だったら、誰が反対しようが辺野古沖案を躊躇なくごり押ししておわりだったろう。それよりは、悩んで(?)いるだけ、誠意のカケラくらいは民主党に感じられなくもない。
しかし、繰り返すが移設は無理だ。昨日の国会での調子では、早ければ5月、あるいはデッドラインを超えた6月くらいに鳩山は、プレッシャー・責任追及・同盟国アメリカとの不仲などのうちのどれかまたはそれら複数の要因によって、病気で倒れるだろう。民主党参院選では、去年8月の勢いは見るかげもなく退潮を見るだろうが、政権が倒れる前に首相個人がプレッシャーに絶えられなくなることとと思う。
このことを追加予測しておく。