ヤクルトの立体商標権

ヤクルトの容器を立体商標と認めなかった特許庁の判断が、知財高裁で否定され、コカコーラ同様に、ロゴなしでも形状自体の商標権が認められた。立体商標つまりトレードマークの3次元版というわけだ。
知財高裁は、真ん中がくびれた形がお好き?
実は今までにも40ヵ国以上がすでにあのヤクルトの塩ビ容器の形にオリジナリティを認めていて、日本がむしろ遅れていたということのようだ。
デザイナー剣持勇が考案した容器であることを、私はこのニュースを聞くまで知らなかった。あの形を当たり前のように思ってしまっているが、けっこう元手のかかった容れ物なのだ。

昨日の判決文を、当はてなのブロガーで、知的財産を扱う仕事をしておられる専門家が、詳しく引用しているので、リンクさせていただこう。

http://d.hatena.ne.jp/Nbenrishi/20101117

さて、この件、私の興味にひきつけると、パクリ王国・韓国の特許庁相当機関がどう出るか、だ。ヤクルト本社が韓国で認定申請するかどうか知らないが、今ごろ韓国で例の요구르트を作っている会社は戦々恐々としているのでは。